すがさわ外科内科クリニック 二枚橋,花巻空港,花巻市,岩手県 内科・消化器科・呼吸器科・外科・整形外科・麻酔科・皮膚科・アレルギー科・リハビリテーション科

大腸内視鏡検査について

2リットルの下剤を飲まない大腸内視鏡

大腸内視鏡検査では大腸の中に残っている内容物をきれいにしておく必要があるため、通常は検査当日に下剤を飲んで、腸の中をきれいにしています。
しかし、約2リットルもの下剤を飲むという準備をとてもつらいと感じられる患者様は少なくありません。

そこで当院ではこうした約2リットルもの下剤を飲まずに腸に直接洗腸液を注入することで、患者様の負担を軽減できる「内視鏡的洗腸液注入法(GEII)」も行っております。
「内視鏡的洗腸液注入法(GEII)」は直接、胃の奥にある十二指腸に下剤を注入する方法です。
2リットルもの多量の下剤を口から飲む必要がなく、患者様の負担が大幅に軽くなります。
 

当院は麻酔科を標榜しているため内視鏡検査の際、特殊な鎮静法を用いて行うので
ほとんど苦痛なく検査を受ける事が出来ます。

大腸内視鏡と聞くと、たいへん苦しい検査と思われるかたも多いかもしれません。たしかに、10年ほど前は、大腸内視鏡は非常に痛い検査と言われていました。しかし、現在は、熟練した医師にかかれば、ほとんどの受診者が痛みを感じることはありません。
当院ではカーナビゲーションと同じ原理で大腸内視鏡をナビゲーションするUPDシステム(通常:コロナビ)や県内では数本しか使われていない極細(6.8㎜)の大腸内視鏡等も数本備えており患者様に合わせて使い分けております。
検査についてもリラックスして楽に出来るように薬剤を使用しながら検査を進めております(当院は麻酔科を標榜しておりますので安心して受けていただけます)。検査は個人差もありますが十数分程で終了します。場合により当日朝は食事をとれないことや検査前に便を出しきっている状態を考慮し、脱水対策として患者様の状態を第一と考え満足のいく検査が出来るよう努めております。
安心してお任せください。

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